La Ginestra ラ・ジネストラ

日本に輸入されているのはバッグ・イン・ボックスのみだが、軽やかで質感良くのどごしが良くまさに家飲みのワインとして非常に上質な世界を味あわせてくれる。


【ドメーヌについて】 

ドメーヌ創業年:1979年

ドメーヌ解説 

歴史:とある貴族の持ち物であった、住居つきの土地を購入し複数の業種の農家が協同組合として運営している。商品はワインだけでなく、小麦製品、はちみつやオリーブオイルも生産。アグリ・トゥーリズモとしても利用できるように計画中。オーナーが10人もいるのは協同組合であるからで、30歳前後の若者たちの集まりに数人の経験豊富な年長者が手助けをしながら生活している。ラ・ジネストラとしてワインの醸造を始めたのは2004年からで、その後2012年にダリオ・ノッチがエノロゴとしてやってきた。 


造り手略歴:フィレンツェの大学で、醸造学を学び、バリック熟成による香りの向上をテーマに研究。卒業後2年間、フランス(Chateau Pesquie, Domaine Philippe Gilberte)、オーストラリア(Sutton Grange Winery)で研修の後ラ・ジネストラでエノロゴとして働き始める。(ダリオ・ノッチ) 


哲学: ブドウ樹自身の育成に任せ、畑の植生と土壌に住み着く生物たちの手助けをする形で畑と関わっていく。そして醸造に置いても余計な介入をしない。 


【畑について】

栽培方法:ビオロジック、一部ビオディナミを実験中 

その栽培方法の開始時期:2012年

その栽培方法を適用している畑名:全て

認証機関:CCPB(http://www.ccpb.it) 

土壌:粘土石灰質土壌(Argilloso Alberese) 

微気候:地中海気候、風の吹く斜面の畑

自社ブドウ畑面積(ha):5ha

自社栽培ブドウ品種: サンジョベーゼ、カナイオーロ、アリカンテ、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー 

ブドウ以外の自社農作物:豚、牛、穀物、ハチミツ

ブドウ畑以外の自社畑総面積(ha): 100ha

主な仕立て方法:ギュイヨ式、コルドーネスペロナート式

仕立ての支柱の素材:木、金属

仕立ての添え木の素材:木、金属

堆肥:緑肥 


【醸造について】

酵母のタイプ: 野生酵母 

圧搾方式:水平式プレス

醗酵容器の素材と容量(L):ステンレス、6~80HL

熟成容器の素材:ステンレス、5~80HL、トノー(500L)

セラー環境:畑から500mほど離れたところにあり、半地下。手入れが必要だし手狭だが、石造りの古いセラー。 

年間生産ボトル本数: 10,000本(2014年。生産量は少しずつ増やす予定)


●Gallo Rosso ガッロ・ロッソ  (3L BIB) 


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