エヴィーノ - 輸入元の特徴を把握する

エヴィーノ。実はここのインポーターと付き合い始めたのはごく最近です。たまたまアプティーに食事に行ったとき、昔うちにもいた以前はアパートメントで働いていた山岡氏が紹介してくれたのです。(ちなみに山岡氏は近々下北沢でお店を開く予定です)エヴィーノは凄く面白くて、今では主流派から外れてしまったような超古典的な生産者から最新の自然派生産者まで幅広く扱っているのです。小規模インポーターなのにコンディションの素晴らしい!正直今までこのインポーターを知らなかった自分が恥ずかしくなります。


今の若い人たちはなかなかエヴィーノは輸入するような古典派生産者を楽しむ機会は少ないかもしれません。現代では評論家も評価するワインのほとんどは早熟系か長熟できるワインでも若いうちから楽しめるワインが高い評価を得ています。


しかし本来ワインとはその本当の姿を知りたければある程度寝かせなければならないのです。エヴィーノのワインの一部はそういった飲み頃の難しいワインもあります。ところがエヴィーノはそういったワインが売れなくてももっておくような気概があるのです。熟成しても結構地味で華やかさが出ないワインもありますが、それはそれで歴史の重みを感じそれなりに納得感がある。違う世界を見てみるのもまた楽しです。そしてとても官能的で今ではあまりないような素晴らしく美味しいワインもあります。ラシーヌよりもこういった意味ではイタリアの奥深さをちゃんと感じられる幅広さがあります。イタリアのインポーターは本当に酷い状態のワインを輸入するところが多く全くもって本質が分からないワインばかり。そういった意味でもエヴィーノ、ラシーヌ、ヴィナリウスは非常に価値のあるインポーターなのです。イタリアに行っても驚くほど扱いが悪くクリンタレッリもそんな国内事情を知っていてラルコに国内での販売よりも海外へ輸出した方が良いとアドバイスしたそうです。


さてこのインポーターが今後どのような生産者を輸入しどのような方向性に行くのかが楽しみ。それだけの可能性を秘めたインポーターなのです。


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PUR SANG

美味しいワインがなかなか見つからない、ワインのことが今ひとつよく分からない、美味しいワインを探したり美味しく楽しむためのテクニックを学んでみて下さい。

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