Frédéric Maletrez

フレデリック・マルトレは決して最新のスタイルのシャンパンでもなければ自然派の最先端のシャンパンでもない。彼のシャンパンの魅力はわかりやすく美味しいと感じられる要素をふんだんに持っているところなのだ。昔は古酒をある程度保有しておりバックヴィンテージの古酒の味わいが非常に魅力的であったが最近はその保有率も減ってきている。それだけ人気が高くなっていることを示している。最近は彼のシャンパンをグラスで使うお店も増え単純に美味しいところが非常に受けている。


詳細・歴史

12haを所有するモンターニュ・ド・ランス地区のシャメリー村(プルミエクリュ90%)の生産者です。シャメリー村の6haのみを自社詰し、あとは大手ネゴシアン・マニピュランへ売っています。ネゴスに売るのは資金効率のためではなく、情熱を傾けたシャンパーニュを生産するためです。自社詰めシャンパーニュを造るには、より良いものを造りたいという強い意志と、造ることの喜びを感じることが不可欠と語っています。 「ワインに対して愛があるから、喜びが生まれてくる。その生産者の愛と喜びが、ワインの中に反映されている」と当主マルトレ氏は語っています。



畑の管理はリュット・レゾネで行われています。1列おきに除草し、除草した列に藁を細かくしたものを撒きます。これは半分の農薬を効率的に使う方法で、最小限の農薬の使用で最大限の効果を得る、リュット・レゾネの最高水準の農法で行われています。


醸造

ブリュット・レゼルヴは平均8年もののヴァン・ド・レゼルヴを40%用います。これによりレコルタンでは異例の品質の安定化を図っています。その他のキュヴェは全て単一ヴィンテージで瓶詰され、また、全てのキュヴェがステンレスタンクで醸造されます。熟成はホウロウ製のタンクで行われ、熟成にステンレスタンクを使わない理由は、ワインに硬さが出て本来の美味しさが伝わらないからです。 「シャンパーニュとは泡のあるワインであり、余計な要素のない、シンプルなものでありたい。」その観点に従って、ドサージュは最大8gに抑えています。


Champagne Brut Tradition シャンパーニュ・ブリュット・トラディシオン

シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエが1/3ずつで、ドサージュは6g/L。熟成期間は15ヵ月以上で、果実味が溌剌としておりフレッシュ感を楽しむことができます。


Champagne 1er Cru Brut Réserve シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・ブリュット・レゼルヴ

シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエが1/3ずつです。平均8年もののヴァン・ド・レゼルヴを40%用いています。ドサージュは8g/Lです。


Champagne 1er Cru Brut Blanc de Noirs シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・ブリュット・ブラン・ド・ノワール

ピノ・ノワール60%、ピノ・ムニエ40%。


Champagne 1er Cru Brut Vieille Réserve シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・ブリュット・ヴィエイユ・レゼルヴ

シャルドネ100%。


Champagne 1er Cru Brut Vieille Réserve シャンパーニュ・プルミエ・クリュ・ブリュット・ヴィエイユ・レゼルヴ

シャルドネ50%、ピノ・ノワール50%です。


ご購入はこちらで

PUR SANG

美味しいワインがなかなか見つからない、ワインのことが今ひとつよく分からない、美味しいワインを探したり美味しく楽しむためのテクニックを学んでみて下さい。

0コメント

  • 1000 / 1000